ケアとメンテナンス
ケアとメンテナンス
良い治療を受けるだけでなくケアのレベルを上げましょう。歯科衛生士は、あなたの歯を守るケプロフェショナルです。
プロフェショナルクリーニング
自分ではしっかり磨いているつもりでも、口の中の汚れは完全にはとれないものです。毎日正しく歯磨きをしていても、口の中には雑菌が残ります。お茶やコーヒーのシブも着色してきて、歯磨きだけではなかなかおちません。
ブラシの届かないところ、磨きにくいところには歯垢が残り歯石になってしまいます。専門家による歯のクリーニングをうけてていねいに汚れをおとすことが大事です。
セルフケアの大切さ
私たちの診療所では、治療に先だってセルフケアのレッスンをしています。セルフケアはプラークコントロールがメインとなり、プラークコントロールをしっかりマスターして、歯の健康を守りましょう。
プラークコントロールとは
歯周病やムシ歯の原因はプラークです。プラークとは細菌の塊でネバネバしていて無色透明で、水にとけません。バイオフィルムとも言います。水や洗口剤でゆすいだだけではとれません。
1、プラークとは歯の表面に付着している、白色または黄白色のネバネバした物質です。1mgには1億個以上の細菌が存在しています。歯ブラシが届かないところに多く繁殖します。
2、むし歯の原因菌である細菌(ミュータンス菌)は、酸を出すことにより歯を溶かしてむし歯にします。
3、プラークが残ったまま放置すると、個人差もありますが2~3日で石灰化し始め、やがて歯石へと変化して除去しにくくなります。 歯石は表面がでこぼこしているので細菌がつきやすく、むし歯、口臭、歯周病などのリスクを高めます。
プラークを完全に取り除くには
歯ブラシでの除去率は25%ですが、デンタルフロスでは残りの75%の除去が可能です。ただし自己流にフロスを お使いになるとかえって歯肉を痛めてしまうことがあります。必ず、歯科衛生士の指導を受けてお使いください. 治療終了してお口の健康を手に入れられたなら、口の中の状態をいつも同じに維持できるとは限りません。
生活環境や体の状態の変化によって。また、年齢とともに口の中も変わっていきます。これらの変化に対し、健康で美しさを維持するためにはアフターケアが大切です。